2015年度山行記録


4月11日(土)太平山前岳(小雨)

参加者

藤田、市川、佐藤K、吉田、寺地、佐々木A、原田M(7名)

行程

金山滝駐車場発(8:50)〜350m付近の小広場で休憩(9:50)〜女人堂(10:45)〜前岳(11:00)〜女人堂(11:15)〜350m付近の小広場で休憩(12:10)〜金山滝(13:00/昼食/13:30)〜金山滝駐車場(13:40)

メモ

 雪解けによる泥道を心配していましたが、前日からの雨模様でそれどころでなくぐちゃぐちゃな山になりそうでした。
 前日はそれなりに降ったようですが、朝には小康状態で今後は回復傾向にあるようなのでとりあえず集合してみました。メンバーのテンションがあまり低いようなら中止かなとも思ったのですが、みなさん登るつもりで来た人が多かったので決行としました。
 金山滝駐車場について、カッパ着用の上で登り始めです。とはいえ、間もなく林間に入ると元から小雨だった雨は感じられなくなり、しかもすっかり春めいて暖かかったので登り始めるとあまりに暑く、30分くらい歩いたところでカッパは脱ぎました。その後、再度着ることはなかったのでそれほど荒れた天気ではありませんでした。
 雪はすっかり消えていて、1〜2か所で残雪をちょっと踏んだだけでした。トラロープの張ってある個所もあり、全体にぬかるんではいましたが、刈り払いや道の整備はしっかりしていて取り立てて危険な箇所もなかったです。程よく登りごたえがあり、冬になまった体のリハビリにはちょうど良いコースと思います。
 メンバーはみなさん登りも下りも元気よく、安心して往復できました。
 新人さんや登山経験のあまりない方もいましたが、登りのペースも良く、下りも安定していて驚くほどでした。
 今回は何といっても女性陣がインパクト大でした。元気でした、元気いっぱいでした。今後とも彼女たちがいれば会の雰囲気は明るく保たれますよ。是非一度同じパーティになってみてください。楽しい山行になりますよ。(藤田)

 若干雪が残る女人堂ではじける女子とその他の面々

 前岳山頂で元気いっぱいの三人娘

 金山滝上部の急斜面にはロープが張られていた

 最後に金山滝神社で記念写真


5月2日(土)鳥海山・祓川コース(快晴)

参加者

橋本、藤原、梅崎、藤田、市川、佐藤K(6名)

行程

秋田市役所(5:00)→祓川駐車場(7:00/7:20)〜祓川ヒュッテ〜七高山頂上(12:00/12:15)〜舎利坂下で昼食〜祓川駐車場着(14:20)

メモ

 当日は、雲一つない真っ青な空の中、鳥海山が山頂までくっきり見える。
 ここ数年、春の鳥海山は曇天か雨。晴れていても強風、途中からアイスバーンで引き返す(冬場の不摂生で体力的に厳しく、天候のせいにして下山?)というのがお決まりであった。
 今年の冬も山行へ参加していなかったことなど気力、体力的には例年と同じ状態である。本当に春になると毎年後悔の念に苛まれる。ということもあり、壺足で寂しく遅れることが十分予想されることから、今年も途中までで下山するだろうと消極的な気持ちを持ちながら参加した。
 今年の参加者はスキー5人、壺足1人の計6人。参加者はとても少ない。登山口で当会の佐藤Kさん(女性)と遭遇。ベテランもがんばっているので、若手も参加してほしい。
 祓川ヒュッテのポストに用意した登山届を投函。下山したら下山届を記入することとあった。下山届は今まではなかったような気がするが・・・。
 登り始める。日差しが強く痛い。汗が滴る。風が全くない。会長持参の「こいのぼり」は、めざしのように垂れ下がっている。下りたら冷たいビールが飲みたい。
 さて、数日前に久しく連絡のなかったB会員から祓川コースの状況に関するメールがあった。雪が少なくクラックが多いとのことであったが、確かに雪が例年に比べなくクラックもいたる所にあり、ここ数日の日差しと高温により雪の状態はとても重く悪い。
 佐藤Kさん(男性)、藤原さんはすごい勢いで登って行く。冬をやってきた人は体力がある。それに比べ私は、「尋常でない汗ですね。大丈夫ですか?」と心配される。スキー組は、下山は滑ればいいが、当方は下山にもそれなりに体力を使うので慎重に登らねばならない。クラックがいたるところにある。足が重い。どんどん遅れていく。
 舎利坂の手前で梅崎さんがギブアップ。他のメンバーは頂上へアタック。私は一人直登ルートを選択し頂上へ向かう。七高山に登頂。他のメンバーはとっくに着いていた。頂上付近は雪がなく、小島のようになっていて大勢の方が休んだり記念写真したりしていた。雲もなく、風もなく、新山の眺望が良い。
 記念写真をとり下山開始。スキー組はシュプールを描き、私は尻そりで直線を描きながら下山。尻そりは簡単そうですが、これはこれで技術がいりますので安易に考えてはいけません。
 ・まずスキーで下りてくる人の移動方向と技術力を見抜く
 ・登ってくる人に絶対突っ込まない
 ・クラックに突っ込まない(登ってくる時にクラックの位置を確認)
 ・変な方向に下りていかない
 以上を確認しコース取りをする。
 ブレーキを確実にかける体勢を整え、スピードを調整し、絶対、ぶつからない、滑落しないようにする。スキー組にあまり遅れないよう場合によってはダッシュする。と、いう感じです。
 登りはきつかったが、下山はあっという間で終了。祓川ヒュッテに到着。今年は天候に恵まれました。幸先の良いスタートです。
 最後に・・・下山途中で気づきましたが、水筒、落しました。ものすごくショックです。ま、天気が良かったので、良かったです。(橋本)

 雪が途切れた祓川ヒュッテ前をスキーのまま強行突破するメンバー

 祓川神社上部から竜ガ原を振り返る。やっぱり雪はかなり少ない。

 強烈な光と紫外線のなか、黙々と登り続ける。

 やっと舎利坂まできました

 山頂までもうちょっと

 にぎやかだった七高山で記念写真

 稲倉岳と

 新山の様子

 攻撃的な佐藤Kの滑りと

 直線的な橋本副会長の(尻)滑り

 ということで今回も楽しかったですね


5月3日(日)月山(快晴)

参加者

市川、藤原、藤田、佐藤K(4名)

行程

月山駐車場〜月山リフト下駅(8:10乗車)〜リフト上駅〜牛首(10:10/10:20)〜姥ヶ岳(11:20/昼食/12:00)〜月山駐車場(12:30)

メモ

 前日の鳥海山から下山した後、そのまま山形の月山ポレポレファームに移動しました。到着予定時間を少しオーバーするもスタッフがお出迎えしてくれました。月山ワインと自家製の生ハムを堪能しました。また、そこでスタッフをしている方がガイドもしていて現況を教えてくれました。謎の油分でスキーが止ってしまうとのこと。前日の鳥海でも全く同じ状況で、こんなことは初めてでした。
 部屋に移り、ノルマを飲み干しご就寝。早朝目が覚め散歩しようかと思ったが、起こすのも申し訳なく、風も冷たそうで取りやめ、清々しく朝食をいただきお宿をあとにした。
 駐車場の到着した時点では前日より暑いと感じていた。リフト降り場のゲレンデにある月山の表札周辺はすでに雪が消えていた。
 雪がグダグダにならないうち真っすぐトップ方向へ進む。が牛首に到達し、あまりの雪の少なさに、登頂よりも靴を痛めないことを選択。下山を開始する。途中、声をかけられ、「前日鳥海いました?」って聞かれました。会長の鯉のぼりを目撃したのだそう(笑)
 あまりに時間が余るので姥ヶ岳で昼食にする。頂上は眺めもよく大朝日がニッコリしていました。
 19日(去年5月3日と同じ積雪量)にはギリギリ山頂に行けたが、今年は驚くほど雪解けが早かった。来年は定例で山頂に立ちたいものである。(佐藤)

 今回の宿、月山ポレポレファーム。自家製食材のお料理がおいしい宿でした。

 本日はリフトを使って楽をさせていただこうという趣向

 山頂方面には雪がない…

 リフト上駅まで来ると背後の朝日連峰の広がりがものすごい

 えっちらおっちら牛首まで延々とトラバースしていく道のり

 今年は雪解けが早く、月山山頂への道は絶たれていた。今日は牛首までとしてここでひと休み。

 牛首から滑降開始。会長の鯉のぼりに「昨日鳥海山にいたよね」という声がかかる。

 このところかなりスキーの足前をあげてきた市川女史

 アグレッシブさでは当会随一の佐藤K氏の滑り

 スキーを背負って姥ヶ岳に登り返す

 開放感100%の山行でした


6月7日(日)塔ノ岳(神奈川)(晴れ時々くもり)

参加者

橋本(単独)

行程

登山口(大倉)(7:50)〜塔ノ岳山頂(12:00/12:40)〜登山口(大倉)(14:40)

メモ

 静かな山を味わいたいためこみっと行ってきました。
 が、しかし・・・ものすごーーーーーい人でした。
 恐るべし丹沢ボッカ駅伝。
 応援団に先をこされました。 バテました。
 帰りに雲の切れ間にうっすら富士山を見ることができました。
 ちなみに夜は、新宿歌舞伎町。こちらは、もっとものすごーーーーい人でした。
 教訓:電車始発に間に合わせるために駅まで1時間近く歩いたのが失敗でした。

 相模湾がよく見えた

 きれいに整備された山頂だった


6月13日(土)乳頭山・孫六尾根コース(小雨)

参加者

藤原、吉田、佐々木、藤井、原田、ゲストMさん(6名)

行程

秋田市内(5:10発)→大釜温泉奥駐車場(7:10発)〜孫六温泉〜孫六尾根〜田代平山荘〜乳頭山山頂(10:12)〜田代平山荘/昼食〜大釜温泉奥駐車場→休暇村で温泉入浴→秋田市内

メモ

 本年は、新人さんが多数入会してくれたにもかかわらず、雪消え後に普通に山歩きのできる定例山行が少なかったので、急遽、新人会員向けの個人山行を企画しました。
 集まったメンバーは全6名。天気予報は雨模様だったものの、皆、雨でも行きたい!という積極姿勢だったので、予定どおり雨の乳頭山に向かうことにしました。以下、要点箇条書きでレポートします。
 ・今回は、入門山行ということで、道々、地図の読み方やコンパスの使い方をレクチャーしながら歩いた。地形図を見るのは中学校の地理の授業以来という方もおられた。今後とも地図とコンパスはいつもポケットに入れることを習慣づけてほしいなと思う。
 ・天気はずっとくもり&時折の小雨、足元はぐちゃぐちゃというコンディションだったものの、それすら楽しんで笑いに変えてしまう新人女子の皆さんのおかげで、今回も楽しい山行になった。少しだけどタケノコも採れた。
 ・孫六尾根コースは乳頭山のメインコースであるが、雪消え間もないためか、ルートにかぶさる倒木はそのままで、笹がルート上に覆いかぶさり足元が見えにくいところも多かった。シーズン初めなのでまだ手が回っていないということなんだろうなあと思ったが、何より気になったのは、流水による道のえぐれが年々ひどくなっているということ。えぐれた道を整備するのは簡単ではない。集中豪雨が多くなっている影響と思われるが、今後の登山道維持がどのようになるのか心配になった。
 ・下山後は、乳頭温泉休暇村でゆっくりと温泉につかったあと、道々道草しながらのんびり帰ってきた。天気はいまいちだったけど、わきあいあいで楽しい山行ができた。皆ありがとう。(藤原)

 雨模様のコースの果て、たどり着いた山頂は暴風とガスの中。写真を撮って早々に下りにかかった。

 快適な休憩時間を提供してくれた田代平山荘。天気は良くないが皆笑顔。

 しずくをまとう田代平湿原のヒナザクラと

 強風を堪え忍んだ様子の咲き始めのチングルマ


6月14日(日)早池峰山(晴れ時々くもり)

参加者

佐藤K、橋本、寺地、東城、落合、他10名(計15名)

行程

秋田発(4:30)→河原坊登山口(7:40)〜山頂(10:30/11:50)〜小田越登山口(13:50)

メモ

 静かな山を味わいたいためこみっと参加しました。
 が、しかし・・・ものすごーーーーーい人でした。
 恐るべし早池峰の山開き。
 秋田の仲介人(担当者)がドタキャンし残念でしたが、残された隊員で早池峰の記念絵馬GET!!しました。
 下山後もワイン工場に行ったり、涙のカレーパン事件があったり、
 「肝油」を知らない世代と「きもちいい〜!!」山行を楽しめました。(橋本)

 記念でもらった山開きの絵馬


6月20日(土)焼石岳(くもり時々晴れ)

参加者

橋本、寺地、大谷(3名)

行程

秋田発(5:00)→東成瀬登山口(6:50/7:10)〜八合目(9:15)〜焼石岳(10:20/11:10)〜東焼石岳(12:00)〜九合目(12:40)〜七合目(13:30)〜登山口(14:50)

メモ

 にぎやかな山を味わいたくこみっと企画しました。天気が怪しかったですが、焼石にはめずらしく?風がほぼなく、天気も思ったほど悪くなく、気持ちのいいのんびりとした山行となりました。
 焼石岳に行くといつも天気が悪く、風も強く眺望もない山行が多く、山頂に行ってすぐに帰っていましたが、今年は姥石平から東焼石岳まで足を延ばしました。花がすごかったです。
 下山後も十文字ラッキーの登山コーナーを見学をして楽しい山行でした。(橋本)

 ハクサンイチゲと若者2名

 山頂でピース


6月28日(日)森吉山・様田コース(秋田県山岳連盟募集登山、くもりのち雨)

参加者

一般参加者 20代から60代まで、男性4名女性4名(計8名)

スタッフ 佐藤、池田、森川、藤原、橋本、市川(計5名)

行程

 秋田県庁(6:00集合)→コメツガ山荘(8:21発)〜旧森吉スキー場ゲレンデトップ(9:45)〜森吉神社(10:30/10:50)〜石森〜阿仁避難小屋〜稚児平〜森吉山頂(11:55)〜往路を下山〜コメツガ山荘(15:00)→クウィンス森吉で入浴→秋田県庁 (18:00着/解散)

メモ

 藤原が役員を務めている秋田県山岳連盟の募集登山に、昨年度と同じく当会から藤原、橋本、市川の3名がスタッフとして参加しましたので、この場を借りてご報告します。

 事前の天気予報が「雨」だったせいもあってか、キャンセルが思った以上に相次ぎ、一般参加は8名のみという少人数の山行となった。当日は、曇空の中、マイクロバスでの道中でも時折雨粒が落ちてくるという状況だったが、日中は回復するという天気に望みをかけて登山口に向かう。
 到着したコメツガ山荘では、薄い霧雨という状態だったので、皆雨具を着て登山を開始した。登山道と旧森吉スキー場ゲレンデとを出たり入ったりしながら、登っていく。ゲレンデの道ばたには赤い小さな実をつけたノウゴウイチゴがたくさんあり、思わず摘み取っては口に入れる。
 登るにつれて、空は次第に明るくなり、森吉神社まで来ると山頂方面も見えるようになってきた。花もこのあたりから急に賑やかになる。神社周辺の湿原では、ヒナザクラをはじめ、イワイチョウ、ニッコウキスゲなどが盛りであった。このあたりまでは、他の登山者は誰もおらず静かな山歩きであったが、石森から山頂に至る道では、ゴンドラから登ってくる団体多数と行き交うことになる。稚児平のチングルマが見られるのを期待していたが、雪消えが早かったせいか、すでに一面の綿毛が風に揺れているという状態だった。
 山頂では、日本海や田沢湖まで見えるほど天候は回復していた。山頂で昼食を摂りたかったのだが、風が強かったので、少し降りたところで食べようということにして下山にかかった。

 今回の山行では、チングルマの群生は見逃したものの、樹林帯や湿原などの多種多様な花々が目を楽しませてくれました。天候はすっきりせず、最後に雨にあたってしまったものの、充実した山行になったと思います。参加者の皆様、どうもおつかれさまでした。ありがとうございました。(藤原)

 今回の登山口、コメツガ山荘前で。山荘は残念ながら現在閉鎖中。(トイレは使えます)

 旧スキー場のゲレンデトップまできました

 湿原のヒナザクラ

 徐々に視界が開けて山頂方面が見えてきた

 木陰に咲くシラネアオイの大株

 無事に山頂到着。おつかれさまでした。


7月4日(土)秋田駒ヶ岳(くもり時々雨)

参加者

橋本、寺地、東城、落合(4名)

行程

秋田発(5:30)→国見温泉登山口(7:20/7:50)〜横長根(8:40/8:50)〜分岐(9:30)〜阿弥陀池(10:35/11:40)〜横岳(11:50)〜分岐(12:25)〜横長根〜国見温泉登山口(13:30)

メモ

 募集登山の下見で個人的に行ってきました。
 ガスッてましたが、コマクサが花盛り。ムーミン谷のチングルマも咲き誇っておりすばらしかったです。まるで天国でした(行ったことないけど)。チングルマは蕾もあり、雪もあったので7月25日も見ごろかと思います。
 ガスッていたため、せっかくの風景はあまり見えませんでしたが、妄想(想像ではありません)トレーニングを行うよう講習。各自どのような妄想したかは不明ですが、結果は募集登山にて(晴れること期待)。
 阿弥陀の避難小屋に到着すると突然大雨となりました。今年はなんかツキがあります。「楽し〜い」という声がガスっていた山に響き渡りました。
 下山時間は早かったですが、遊んで帰ることはできませんでした。遊ぶって何して?と皆が突っ込んだ山行でした。(橋本)

 霧にけむるムーミン谷

 エゾツツジと綿毛


7月10日(金)唐松岳(くもりのち晴れ)

参加者

橋本、藤原ほか

メモ

 職場の登山会の引率という場を借りてではありますが、行ってまいりました唐松岳。2年ぶりの北アルプス。5年振り3回目の唐松岳。
 12年前に頂上の山小屋で飲んだビールは人生で一番うまかったビールであったが5年前は売り切れ。12年ぶりに飲みに行きました。 
 1週間前は台風直撃予報。雨が予想されたが、登山口は曇り。途中も曇っていましたが、頂上付近からは晴れ。鹿島槍ヶ岳、五竜、がんばってなんとか白馬三山、頂上付近からは黒部を挟んで剱岳、立山の眺望がすばらしかった。
 この日のために毎週山に登ってましたので、楽でした。待ち望んだの生ビールは900円。眺望、体調良し。でも、それほど美味くはなかった。
 北アルプス入門コースですので皆さんもレッツ、トライ!!(橋本)

 八方尾根からは天狗の大下りから不帰キレットに至るあたりの全容がよく見える

 珍しいキヌガサソウの群落があったし

 ライチョウにも出会えた

 唐松山荘上の稜線からは剣〜立山連峰がよく見えた

 生ビールを手に次回の目標を定める副会長

 八方池から振り返る白馬三山


7月20日(月)鳥海山・笙ヶ岳(くもりのち雨)

参加者

市川、大谷、橋本(3名)

行程

秋田発(5:30)→鉾立駐車場(7:30)〜御浜小屋(9:10/9:20)〜御田ヶ原分岐(9:45)〜笙ヶ岳(11:00/11:30)〜御浜小屋(12:10)〜鉾立駐車場(13:30)

メモ

 今回の個人山行は、7月上旬に実施しようとしたが思いのほか残雪が多いとのことで延期したコース。市川さんが引き継いで実施することとなった。注)24・8・18山行を経験した方からは、笙が岳へは行きません、と未だに拒否反応が多い山。(今回は山形側からではないのでご安心を)
 さて、今回のコースは、昨年の一般募集登山コース(鉾立〜御浜小屋〜分岐〜鳥海湖一周)に笙ヶ岳登頂をプラスした「花を満喫し、雄大な鳥海山を眺め、のんびり昼寝をするプレミアム山行」となる予定であった。しかし、天気は曇り。鉾立駐車場へ向かう途中からガスッて展望なし。雨覚悟で登山開始。ガスッていたが時々ガスが晴れて雄大な山容を見ることができた。前半はあまり花はない。気温は高くはないが、風もなく、それなりに暑い。
 御浜小屋手前で雨がぱらつく。カッパを着込む。すると晴れる。御浜小屋にいたガイドさんっぽい人と山あるある「カッパを着たら雨がやむ」で話が弾む。
さすが百名山、多くの人がこんな天気でも県内外からやってくる。御浜小屋の前もニッコウキスゲが咲いていて、歓喜の声を上げていたが、他の登山客から「これはまだまだだよ。これからもっとすごいよ」と教えてもらう。
 御浜小屋を過ぎるとそこからは、「花、花、花・・・・」まったくすごいお花畑であった。ニッコウキスゲがえぐいくらい咲いている。クルマユリ、チングルマ、ハクサンイチゲ、ハクサンシャジン、コバイケイソウ、トウゲブキ、チョウカイアザミ。赤、白、紫、オレンジ、黄色・・・とコントラストがすばらしい。雨も降り始め、状態は悪かったが、そんなことよりもフラワーロードに酔いしれる。
 御田ヶ原分岐を過ぎ笙ヶ岳へ向かう。木道が滑る。しばらく行くと、おじさんが戻ってきて「この先雪で行けない」とのこと。一応確認しに行くと、確かに雪渓があり行けない。滑ったら止まらない。アイゼンがあってもたぶん無理かと。引き返すかと思いましたが、うまい具合に脇道がありなんとか越えることができた。
 その後、笙ヶ岳へ向かうが、ここから雨が継続的に強く降り始める。そんな天候であったが、そこからまた「花・花・花・・・・・・」まったくすごいフラワーロードであった。まったくもって、こんなに多くの種類の花が咲きほこり華やかな山は初めてであった。天気が良ければ、鳥海山も眺望できたはずで、ちょっと残念。
 笙ヶ岳の山頂で雨の中昼食。昼寝は当然できず。 笙ヶ岳への道、長坂道はガスッて良くわからなかったが、自分の好きな縦走路的な要素があり、もう一度夏か秋の晴れた日に登ってコーヒーでも飲みながら昼寝をしてゆっくり過ごしたい。
 最後はずぶ濡れとなって下山したが、充実した山行であった。(橋本)

 ものすごい密度で咲くニッコウキスゲのお花畑

 ものすごいお花畑に思わず舞い上がる

ハクサンイチゲもきれいだった

 霧にけむる長坂道のフラワーロード


7月30日(木)鳥海山・湯ノ台コース(くもり)

参加者

藤原(単独)

行程

秋田発(5:10)→湯ノ台登山口(7:30/7:42発)〜滝の小屋(7:56)〜河原宿(8:39)〜雪渓越え×2〜あざみ坂〜伏拝岳(10:16)〜文殊岳(10:33)〜七五三掛(10:55/昼食/11:10)〜御田ヶ原分岐(11:23)〜千畳ヶ原〜二の滝口T字分岐(12:13)〜幸次郎沢〜河原宿(13:04)〜滝の小屋(13:50)〜湯ノ台登山口(14:04)→秋田着(16:30)

メモ

 一人、梅雨明け初日の鳥海山に行ってきた。
 人気の山ではあるが、平日のため登山者はかなり少なく、静かな山歩きを楽しむことができた。この日、雨の心配はなかったものの、終日ガスは晴れず、展望はまったく拝むことができなかった。視界が効かないなかでつらいのが、ところどころ現れる雪渓で、ガスの中、雪渓からの夏道探しで何度か(若干)戸惑わさせられた。とはいえ、登山者の多い山だけに、秘密の踏跡が縦横にあって、現在地と夏道との位置関係を把握できている限り道を見失うことはなかった。
 今回のコースは、伏拝岳から御田ヶ原分岐、千畳ヶ原を経て河原宿へと戻る周遊ルートだったが、山頂をパスしてそのまま周遊したにもかかわらず、結構な距離感を味あわされた。特に、御田ヶ原から月山森に戻る登り返し箇所は、幸次郎沢という、およそ一般コースとは言い難い急傾斜の涸沢の源頭部分で、消耗させられる難所だった。
 今回、初めて千畳ヶ原の界隈に足を踏み入れたのだが、ここは、鳥海山の山中でも最大級の湿原が広がり、自然度の高さでは屈指のエリアであった。鳥海山の懐の深さを改めて思い知った貴重な一日となった。(藤原)

 河原宿の小屋。ここは万年雪からの豊富な水が流れる山上のオアシス。

 湯の台ルートにある大雪渓と小雪渓。上はガスのためよく見えない

 依然として稜線部分は視界不良

 外輪部分ではハクサンシャジンがこのとおりだった

 霧のしずくをまとうチョウカイフスマ

 御田ヶ原下部遊歩道のニッコウキスゲ

 千畳ヶ原手前の湿原と木道。このあたりは異界感たっぷりの山上の別世界

 千畳ヶ原の池塘群

 八丁坂のお花畑。今日は結局一日ガスの中だった。


8月8日(土)鳥海山・鉾立コース(晴れ)

参加者

小野、藤原、三浦、橋本、鵜木、落合、村上、吉田、佐藤K、渡部、寺地、大谷、ゲストSさん(13名)

行程

秋田発(4:30)→鉾立駐車場(6:35)〜御浜小屋(8:20/8:28)〜
*御浜小屋〜大物忌神社までは、前半組と後半組に分かれて行動。
<前半組>七五三掛(9:20)〜大物忌神社(11:00・昼食)〜新山(11:50/12:20)
<後半組>七五三掛(9:55)〜大物忌神社(11:50・昼食)
下山開始(12:40)〜七五三掛(13:53)〜御浜小屋(14:45)〜鉾立駐車場(16:12)−鶴泉荘で入浴→秋田着(19:00)

メモ

 最高の天気の中、13名での鳥海山登山となりました。早い時間の出発にもかかわらず、駐車場には多くの登山者がいました。作成してきた登山計画書を提出して出発です。長く続く石畳や開けた中を歩き続ける御浜までの道のり。ちょっと涼しいかなあと期待していましたが、そんなこともなくじっとりとした暑さ。やっぱりどこも暑いんだなと実感。そして、私にとって未知の七五三掛から山頂までの道のり。七五三掛から見る千蛇谷の雪渓、外輪に続く垂直な壁、山頂などの景色、そこから広がる空も最高で、鳥海山の雄大さを実感しました。千蛇谷の雪渓を超えてからは、山頂が見えているのにまだ到着しない、そんな気持ちに何度もなりながら、大物忌神社に到着。登山シーズンの鳥海山、たくさんの人がいました。
途中、足をつってしまう出来事があり、前半組に遅れること50分。会のメンバーと無事に合流でき、ほっとした気持ちになりました。
 今回のコースは、入会して初めて参加した山行、しかも途中リタイヤした苦い思い出があり、このコースには何とも言えない想いがありました。が、今回もまた途中で足をつってしまうという出来事が・・・。会のメンバーや山で出会ったおじさんたちに助けてもらいながら、何とか往復することができました。夏の鳥海山登山はいろいろな出来事がありますが、また行きたいなあという思いになります!(落合)

 山小屋の所に荷物を置き、身軽だな〜と思いながら歩いているのもつかの間。すぐに大きな岩場にたどり着き、手をつきながら登り始めたのですが、皆さんけっこうヒョイヒョイと登って行ってました。一度登り山頂に着くのかと思ったら、下って岩場と岩場の間を抜け、また登って山頂でした。山頂にたどり着くと、向こうに見える岩場の山の方が高く見え、何人か行ったのですが、目の錯覚でやはりこちらの方が高いとの事。ガスかかったり、一瞬で晴れたりという状態で、「今だ〜!!」とお互いに写真を撮りました。帰りは、裏を下るとすぐでした。(渡部)

 千蛇谷のわずかに残った雪渓で写真を撮った。今年は残雪はかなり少ない。

 新山山頂まではまだまだかかるぞ

 大物忌神社で無事に全員集合できた


8月29日(土)奥森吉・桃洞沢〜赤水沢周遊(晴れ)

参加者

小林、藤原、佐藤K、吉田(4名)

行程

秋田発(5:30)→野生鳥獣センター(7:48発)〜桃洞・赤水沢分岐(8:25)〜桃洞滝(8:46/8:54)〜二又(9:05)〜男滝(9:24)〜938南側コル(10:51/11:02)〜赤水沢本流出会(11:33)〜兎滝(12:57/13:39)〜柳沢分岐(14:02)〜桃洞・赤水分岐(14:53)〜野生鳥獣センター(15:27)→森吉山荘で入浴→秋田着(18:40)

メモ1

 2年前に経験済みの今回のコース。既に歩いているはずではあったものの、山に行けていない自分は、体力的に不安が残る中での計画となりました。
 それでも沢の水は予想よりも多くなく、楽しみながら峠を目指します。抱いていた不安も、天国のようにきれいな沢の道にゆっくり溶けていきます。
 気分はすっかり少年冒険隊。時には転び、滑り、各々が自分の体力やお腹と戦いながら、沢を一心に歩く中年4人の様はまさに少年の心でもって進む冒険隊なのです。
 こういった山行は、一人ではなかなか経験できないもの。終わってみると萎縮していた気持ちはどこへやら。まだまだ見たことのない風景が自分たちの身近にあるのかと思うと「行ってみたいなぁ」と思うのでありました。(小林)

メモ2

 恒例となった桃洞沢〜赤水沢周回に今年も行ってきました。
 三階の滝上部での遭難事故後間もなくの計画であったためか参加者がかなり少なく、赤水沢往復はなしとして周回ルートのみの計画となりました。要点は次のとおり。
・いつも湿原の樹林帯で悩まされるヤブ蚊の攻撃は、今回は比較的おとなしめだった。とはいえ、座ってゆっくり休むことを許容してくれるレベルでは全くなく、樹林帯はとにかく足早に通過することを強いられた。
・本日は早朝に雨が降ったものの、沢の水量は少なめで、苦労なしに遡行を楽しむことができた。
・桃洞沢の各滝に切られているステップのかなりの部分には、どなたかの手により埋め込みボルトが連打されていた。手がかり足がかりの補助になって助けになる面もあるとはいえ、崩壊著しいざらざらの岩肌において信頼性は全く不明。身を守るためにはいたずらに頼ったりしないことをお勧めします。
・赤水沢の下降では、計4回の懸垂下降を行った。前回、前々回ではフリーで下降したハート穴滝も、手がかりとなる枝がなかったので懸垂とせざるを得なかった。街ばかりでなく、山もいつも全く同じ顔で迎えてくれるわけではありません。
・兎滝は、先人によると「一気に駆け下りる」という説もあるそうな。そのとおり、行けそうだなと思って少し試してみたところ、見事に失敗しました。ここはやはり、滝の高低差も考慮して、安全第一できちんと懸垂下降するのが吉と思います。ただ、増水していない限り左岸下部のテラスからは歩いて降りられるので、念のため。

 以上、今回もいろいろあり、今後の話題になる山行となりました。一般コースと違って、ちょっとの油断が事故を招くリスクはありますが、慎重に着実に行程をこなせば、実に楽しい沢歩きが味わえるコースです。来年は、スパイク地下足袋を用意して、さらに多くの方に参加してもらえることを期待します。(藤原)

 桃洞滝から本格遡行の開始

 左岸に切られているステップをたどって滝の上部へ

 初めに出会う中の滝。ここは滝の右岸にステップが切られているのでそこを登る。

 次に出会う男滝。ここは滝の左岸を登る。

 938南側コルへと詰める峠道

 下りのナメ沢ではこんな滝がいくつも出てくる

 ようやく赤水本流に到達

 本日1回目の懸垂下降地点

 2回目の懸垂下降地点。斜面にステップが切られており、先行した1名はフリーで降りたが大事をとった。

  ハート穴滝の右岸下はつかまるところがなかったので、ここも懸垂下降した。

 兎滝上部に降りる左岸の高巻きはちょっとスリリングなところ

 兎滝で本日最後の懸垂下降。ここで一悶着あったが詳細は秘密。

 帰り道で見かけたブナの爪痕

 今回も楽しい沢歩きでした。


9月12日(土)秋田駒ヶ岳・国見温泉コース 一般募集登山(くもり一時雨)

参加者

<一般>F原さん、M浦さん、H坂さん、I藤さん、A利さん、S藤さん(6名)

<スタッフ>藤田、小野、長谷部、高橋F、落合、佐藤K、寺地、藤井、高橋Y、原田、佐藤E(11名)

行程

秋田市役所発(5:00) → 国見温泉登山口(6:50/7:15)〜横長根分岐(8:15)〜第二展望台(8:45) 〜ムーミン谷終点(男岳・馬場小路分岐) (9:25)〜男岳・横岳分岐(10:00)〜阿弥陀小屋(10:10/昼食/10:45)〜横岳(11:05)〜大焼砂〜第二展望台(11:30)〜横長根分岐(11:50)〜国見温泉登山口着(12:30)

メモ

 台風や低気圧の接近が連続的に起こり、前日も大仙市で豪雨による被害があったという状況だったため実施できるかどうかも危ぶまれていたが、雨のピークも去りその日は回復傾向ということだったため、一般募集登山in秋田駒ヶ岳は無事に開催できた。
 結果から言うと、結局、山中ではずっと霧と風に見舞われていたが、一部コースを変更しつつも無事に全日程を終えることができた。そして、下山して下界に降りるときれいに晴れていたというよくあるジレンマもしっかり体験できた。
 朝の集合時点で小雨がぱらついていたが、全員の集合を確認して出発。
 国見温泉駐車場ではだいぶ天気は良かったが、山の上のほうにはべったり雲が張り付いていた。準備運動と班ごとの点呼をして出発。
 横長根分岐まではまずまず快適に登れた。風の音が強いのが気になるがまだそれほど強くなかった。が、第二展望台を過ぎたころから風が強くなり、第一展望台では猛烈な強風となった。とはいえ全員辛そうな様子もなく元気だったので、谷筋で風が弱まることを期待してムーミン谷へと進んだ。
 予想通りムーミン谷では風はなかったが、肝心の景色を提供できなかったのが一般募集登山としては残念であった。
 男岳の往復は断念して休憩のために阿弥陀小屋に向かった。風が強くだいぶ寒くなっていたので、小屋に入り昼食をとった。極端に寒がったりバテている人もなく、笑顔での昼食タイムになったことにはほっとした。
 昼食の後、横岳と大焼砂経由で下山開始。途中第二展望台のあたりで少し雨に降られたが、午後からは風は弱くなっていた。横長根の分岐のあたりまで来ると、みんなだいぶ疲れているようだったが転倒する人もなくその後も歩を進めて、全員無事に国見温泉登山口に到着した。
 あとは温泉ですよ温泉。
 一度悪天により延期した一般募集登山だったが、無事実施できて、つつがなく全日程を終えることができたことはよかったと思う。ひとえにパーティリーダーを中心とした会員のフォローや協力のおかげと思い感謝している。
 天気や景観は全然であったが、参加した一般参加の方々が楽しそうに登ってくれていたことに救われた。楽しい方ばかりで、今後も機会があればればまた是非参加してもらいたいと思った。(藤田)

 国見温泉からスタート。雲が垂れ込めているのが気になる。

 樹林帯まではまだまだ快適だったが

 稜線に出ると風と霧の世界になった

 景色は拝めなかったが全員で集合写真

 下山後に班ごとに記念写真を撮った。まずは1班。

 2班のみなさん

 そして3班。一日天候不順だったのに皆さん笑顔でよかった。おつかれさまでした。


9月23日(水)裏岩手連峰縦走(晴れ)

参加者

橋本、藤原、市川、村上、寺地、佐々木、佐藤夫妻(8名)

行程

秋田発(5:00)→松川温泉登山口(7:55/ 8:15)〜源太ヶ岳(10:25)〜大深岳(11:00)〜途中昼食〜小畚山(12:20)〜三ツ石山(13:10)〜三ツ石山荘(13:40)〜松川温泉登山口(15:10)→峡雲荘で入浴→秋田着(19:40)

メモ

 秋田は天気が良かったものの、岩手県に入ると、雲の多いスッキリしない空模様…。
 心配しながら登山口に向かいましたが、到着すると雲は消え、快晴でした。
 連休最終日ということもあり、車は予想していたよりも少なかったです。
 登山開始時から、気温は高め、木々は色づき始めていました。上に行くに連れて、景色は良くなりました。三ツ石山からの景色は最高で、紅葉真っ盛りでした。
 三ツ石山の山頂が混んでいるのを予想していたため、途中で昼食を済ませましたが、山頂もあまり混んではいませんでした。
 最高の景色に出会い、大満足で山行を終えた後の峡雲荘のお風呂は、一段と気持ち良かったです☆ お風呂上がりに食べた南部煎餅アイスも美味しかったです。(市川)

 松川温泉から源太ヶ岳に到着。ここから縦走路が始まる。

 小モッコ岳に続く稜線はそこだけ赤く染まっていた

 大深岳から降りるつづら折れの道

 三ツ石山は笹の海に浮かぶ島のようだった

 三ツ石山の岩峰で遊ぶ

 鮮やかな紅葉と岩手山

 大満足の山行となりました


10月18日(日)白神岳(晴れ)

参加者

梅崎、藤原、三浦、寺地、大谷、澤口(6名)

行程

秋田市役所(5:00)→白神岳登山口(7:04発)〜二又分岐〜マテ山分岐〜白神岳(10:30/昼食/11:10)〜マテ山分岐(12:25)〜二又分岐〜登山口着(14:00)→ハタハタ館で温泉入浴→秋田市役所(17:30)

メモ

 今回は爽やかな秋晴れに恵まれ、絶好の登山日和でした。白神のブナ林の中を登るマテ山コースは途中急傾斜の所があるものの、危険箇所はなく登りやすかったです。今回が初の登山の澤口さんは初めてとは思えないほど体力があり、かなり余裕そうでした。登っていくにつれ葉っぱの色が緑→黄色→茶色と変わっていくのが綺麗でした。途中の水場でリアル「白神山地の天然水」を飲むことができました。
 稜線に出ると紅葉した山々と日本海が綺麗に見えました。山頂からは世界遺産白神山地の核心地帯、そして岩木山や八甲田山が見渡せ最高でした。山頂も風はなく、温かい日差しの中、のんびりと昼食を楽しめました。 
 下りは登りに比べて長く感じましたが、その分達成感がありました。藤原さんがナメコを発見してからみんなキノコを探しながら下りるようになりました。 帰りにイカ焼きを食べ(おいしかったです、ありがとうございました!)、温泉で疲れを癒し、秋の晴天を満喫した一日でした。
 梅崎さん、企画ありがとうございました!三浦さん、車出しありがとうございました!(大谷)

 秋晴れの白神岳山頂。暖かな日差しの中、ゆっくりしたランチタイムが楽しめました。

 帰り道でみつけた貴重な山の幸


11月7日(土)太平山・旭又コース(くもり)

参加者

寺地、三浦、藤原、佐々木、ゲストSさん(5名)

行程

旭又〜奥岳往復

メモ

 当初予定していた甑山が秋田県側の伐採工事で登れなくなったことから、この時期登れる山で秋田市からアクセスも良い太平山(奥岳)を選ばせてもらった。事前情報では、先週山頂付近では雪もあったとのことだったので、参加者には防寒対策に気をつけてもらった。
 さて、当日登山口に着くと、この日はお日様が出ていて暖かかった。駐車場には他に10数台の車があったが、カメムシだらけの便所にはまいった。
 旭又は、ルートが整備された、標高300Mから頂上までの標高差870Mのコース。落ち葉を踏みしめて、沢を2度渡り、急坂を登った。夏の様には汗はぐたぐた出なかったが、私一人息を切らせて登った。山頂付近は曇り(ガス)で市内の眺望は今ひとつだったものの、山並みはモノトーンに輝いて神秘的で、冬が近くにきていると感じた。太平山はアプローチが容易な割に森が深く、山頂付近には三吉神社もありお得感がある。登山客も絶えない訳である。
 下山時は、落ち葉で転ばないよう気をつけて降りた。佐々木さんは、他のメンバーに借りたストックを初めて使って降りたが、後半には大分慣れていたようだ。今回、登山口でばったりお会いしご一緒してくださったSさんをはじめ、初担当の私のサポートをして下さいました皆さんに感謝です。お疲れさまでした。(寺地)

 御手洗のあたりはもうすっかり冬枯れの景色

 山頂はくもりだったが風もなくゆっくりランチを楽しめました 


2月11日(木)田代岳スキーツアー(晴れ)

参加者

市川、藤原、佐藤K、大谷(4名)

行程

秋田市役所(5:05発)→大広手登山口(8:08/8:42発)〜775m(9:24)〜976m(10:19)〜田代岳山頂(11:21/休憩/12:24)〜大広手登山口(13:30)→たしろ温泉ゆっぷらで入浴→秋田市役所(17:30着)

メモ

雲はかなり出ていましたが、太陽はずっと出ていて風もなく、穏やかな一日でした。
私にとっては初めての山スキーでしたが、雪の森も雪原も本当に綺麗で感動しました!雪原を走るウサギも見ることができました。
登りは急なところもあり、ラッセルの大変さを実感しました。後半は市川さんがずっとラッセルをしていて、やっぱり毎日走ってる人は体力あるなーと思いました。
山頂からは雄大な岩木山も見え、素晴らしい景色でした。
下りは深い雪に苦戦しましたが、ふわふわな雪の上を滑るのは最高に楽しかったです。藤原さんや佐藤さんのように上手く滑れたらもっと楽しいんだろうなと思いました。
藤原さん、長時間の運転ありがとうございました。(大谷)

 晴天、無風、新雪ふかふかの山に皆笑顔

 各枝に重そうな雪をまとうブナ

 立ち枯れブナに巨大な雪の冠。どうしたらこんな形になるんだろう。

 ときおり雲はかかるものの天気はいい。雪もまっさらふかふか。

 湿原を抜けたらまもなく山頂だ

 山頂到着。本日一番乗り。

 あまりの開放感に思わずひっくり返る

 全員で記念写真を撮った

 この時期としては貴重な好天に恵まれた一日だった


2月27日(土)稲倉岳(快晴)

参加者

市川、藤原、梅崎、鵜木、大谷(5名)

行程

秋田発(5:00)→林道除雪終点(7:10発)〜七曲取付き(7:55)〜七曲上部台地(8:30)〜780小ピーク(10:10)〜夫婦ブナ(11:20/11:40)〜780小ピーク(12:00/昼食/12:30)〜林道除雪終点(13:40)→鶴泉荘で入浴→秋田

メモ

今回、山スキー4人とスノーボード1人の5人で稲倉岳を目指しました
天気は晴れの無風で日差しが暖かく感じられた
雪は深く先行者もトレースも無いためラッセルを交代で登って行く、久しぶりのバックカントリーが楽しくてペースも速かったかもしれません。
スノーシューでも深く沈み一歩一歩が重くてなかなか前に進まない
汗の量がすごかった・・・
結局、スノーシューではスキー組のペースについていけず途中でリタイア・・・
スキー組に先へ行ってもらう
そして待ちに待った下山(滑り)
最高の雪質と日本海を眺めながらの滑降は格別で疲れが吹き飛ぶ
深雪の上のスノーボードの浮遊感はたまらない。AYHはボーダー少ないな・・・。
苦労しただけに大事に滑りました
途中の見晴らしがきく場所での昼食も気持ちがよかった
良い事ばかりではなく何ヵ所かある平坦な場所や登り返し、藪はスノーボード泣かせだった
スキーにシールを貼って登るのとスノーシューで登るのではこんなにも差があるのか・・・って事を痛感した山行、シールを買おう!って思う山行でした。
久しぶりのハードな運動は気持ちよかったです。(鵜木)

 前日の降雪で新雪がたっぷり。七曲でいきなり難渋する。

 780の小ピーク。このとおり天気は良好。吹きさらしのためか雪は浅い。

 同所で山頂方向を望む。西カールがよく見える。

 スキー場かと見まがうばかりのオープンバーン。下りがとても楽しみ。

 雪は深いがラッセルを交代しながら笑顔で登っていく

 こんなところも出てくる。あまり沈まないのはありがたいが、表面がパックされているので下りでは難儀しそう。

 高度が上がるにつれ次第に雪は浅くなる

 ラッセルに難儀して時間を食ってしまった。天気はいいのだが今日はここまで。

 夫婦ブナのたもとは樹林帯ゆえ、スキーを脱ぐと沈む沈む。

 下りは終始ノートラックの深雪でとっても楽しかった。


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