2007年度山行記録


4月29日(日)鳥海山(祓川口)晴れ・風強し

参加者

横田夫妻+ゆうきくん、渡部、加藤さん親子、藤原、三浦、陽、熊谷(横浜)、金塚、梅崎、黒木、橋本(14名)

行程

市役所5:00→祓川駐車場8:10発〜七高山12:00/12:30〜祓川駐車場14:00→フォレスタ鳥海で入浴→市役所18:00

メモ

今年も横浜から熊谷さんが駆けつけてくれた。天気は晴れていたが、風がものすごく強かった。山頂付近はアイゼンが必要なくらいアイスバーンだった。いつもは尻滑りを楽しめる舎利坂は、危険そのものだった。滑りすぎて転び、そりがとばされ、そのままはるか彼方へ飛んでいった。怪我がなくよかったが、一歩間違えば活躍して骨折しかねない状況だった。山は毎年同じでないことを身をもって知った。でもこの時期の鳥海山はやっぱりおもしろい。(梅崎)

 久々の大部隊。春の鳥海には人が集まります。


 行くぞ!尻滑り隊

 祓川駐車場は雪壁の中


5月27日(日)秋田駒ヶ岳(水沢口)雨

参加者

横田、藤原、梅崎、岩倉(4名)

行程

日赤病院5:30→田沢湖スキ場ー水沢リフト上部発8:00〜中生保内分岐9:45〜男岳10:25/10:45〜中生保内分岐11:10〜水沢リフト上部着12:35→ロッジアイリスで入浴→日赤病院16:00

メモ

 早朝の天気は雨が降り続いていたため、どんな山行になるか不安げなスタートでした。駒ヶ岳に近づくと、徐々に小雨になってきたため、予定の中生保内口からではなく水沢口からの登山になりました。
 登り初めから急勾配が続きました。さらに周りは雲のせいで視界ゼロ。ですが途中にシラネアオイやイワカガミなども咲いてちょっと癒されました。やがて、山頂に近づくにつれ、風が強く寒くなってきました。
 ついに山頂到着。案の定、誰もいなくて貸し切りでした。そこで風を避けながら早めのランチとなりました。しかし視界は相変わらず真っ白。さらに寒さも増し、写真を撮って早々に山頂を後にしました。
 下山中も途中までは真っ白でしたが、駒ヶ岳は私たちを見捨てなかった?! 最後には霧が晴れ、新緑のブナ林や田沢湖、温泉郷を望みつつ、無事に下山しました。 予定より早く下山できたため、田沢湖高原温泉に入り、途中、安藤商店や道の駅など寄り道をしながら帰ってきました。
 今回の山行は、「登った!」という満足感は得られましたが、天気が悪く駒ヶ岳からの眺望や花などを満喫できなかったため、もう一度登りたいと思いました。ありがとうございました。(岩倉)


7月1日(日)虎毛山(小雨のち曇りのち晴れ)

参加者

横田夫妻、渡部、澄子、岩倉、小森(6名)

行程

日赤駐車場(6:00)→登山開始(8:35)→渡渉点(9:20)→高松岳分岐(10:40)→山頂(11:20)下山開始(12:30)→駐車場到着(15:00) 秋の宮山荘で入浴後→秋田着(18:00)

メモ

昨年2月から入会して初めての山行となりました。最初は小雨がぱらついていましたが、すぐに止みました。頂上まではほとんどガスがかかっていて、遠くの景色がまるで見えませんでした。アスナロヒバやブナの森の中、鳥のさえずりを聞きながら「あ〜、山に来たんだ〜」と実感。湿原も初めてで、散策中にちょうど晴れて青空が広がってきれいでした。横田さんと渡部さんに、お花の名前を教えてもらって、みんなで覚えました。
この日は、前日が雨だったせいか滑りやすく、渡部さんが橋の上で思い切りうつぶせに転んだほか、帰りは佐藤さんが足を何度か滑らせていました(横田さんの記録では9回)。でも、みんな怪我がなくてよかったです。岩倉さんは大量のみずを夕飯のおかずにゲットし、私は三つ葉をいただきました。しかし、ありがたくないことですが、顔を6か所も虫に刺されていたというおまけつき・・・。
みんなで登ったり、食べたりするのは楽しいですね。これからも楽しみです(小森)。

天気予報は晴れの予想。なのに湯沢方面に近付くに連れ雲行きが怪しくなり、登る時には小雨が降り始めました。
登り始めはなだらかでしたが、道がぬかるんで足場選びが大変でした。沢にかかる橋も水分のせいか自然と横滑りしびっくりでした。
それを渡ると打って変わって一気に登りが! けっこうきつかったので、曇り空の天気がちょうどよいくらいでした。途中ブナや夫婦桧などに癒されつつ、分岐に到着。そこからは、再びなだらかな道程でしたが、意外と頂上まで長かったです。
山頂は7月とは言えない肌寒さ。周囲はガスがかかっていたので山小屋でお昼を取りました。山小屋はそこそこ広くて快適でした。そこで大阪から来たというオバサマ集団に遭遇。前日は宿泊する荷物も全部背負って神室山に登り、明日は栗駒山に登るとのこと。恐れ入りました。
昼食後、山頂の湿原散策に。チングルマ(咲後)、ハクサンチドリ、サラサドウダン、ヒナザクラ、ウラジロヨウラク、イワイチョウ、コバイケイソウ、イワカガミ、アカモノなどが咲いていました。(花の名前はやっぱり覚えきれず、渡部さんが作ってくださった計画書を見てしまいました^_^;間違えてたらすみません。)
その後、太陽も顔を出すようになりましたが、滑りやすい足元と急勾配に、私個人では周りの景色を楽しむ余裕なく下山してしまいました。
最後は秋ノ宮山荘で温泉に浸かり、ジャージーソフトを食べて無事に終了しました。
本来天気がよければ、山頂からの眺めは最高とのこと。それがちょっと残念でしたが、途中急坂が続くので、体力を保つにはちょうどよい天気だったと思います。今回はまた新たなメンバーの方と山登りができて楽しかったです。またよろしくお願いします。ありがとうございました。』(岩倉)

〜おまけ〜
観察されたお花:チングルマ、イワイチョウ、ヒナザクラ、ハクサンシャクナゲ、ウラジロヨウラク、サラサドウダン、コバイケイソウ、イワカガミ、マイヅルソウ、アカモノ、ギョリンソウ、ニガナ

 シャクナゲ。今回は花また花

 ウラジロヨウラク

 サラサドウダン

 チングルマ&イワカガミ

虎毛山頂の池塘


8月5日(日)秋田駒ケ岳(八合目〜焼森〜阿弥陀池〜八合目コース)雨

参加者

藤原、金塚、小森(3名)

行程

日赤集合(5:00)→アルパ駒草駐車場到着(6:30)→八合目出発(7:30)→焼森頂上(8:20)→阿弥陀池小屋(8:40)→八合目駐車場到着(9:30)→アルパ駒草駐車場到着(10:20)→秋田到着(14:20)

メモ

今日は、裏岩手縦走の予定でしたが、台風後の雨が続いていたので、駒ケ岳に変更しました。
前回も台風で中止になっていて、今年は天候に恵まれません。
5時集合だったので、今朝は3時半に起きましたが、準備をしてる段階で「今日は中止ね」と言われても困ったのですが・・・。
道中次第に晴れてくるかなと淡い期待をしながらも、八合目まで来ても小雨&ガスで視界不良・・・。
当然、登る人も少なかったのですが、遠く大阪からいらした人々もいました。

雨具を着込み、焼森へのしゃくなげコースを出発!
このコースは新道コースとは違って、短距離&起伏のあるコースで、面白かったです。
シャクナゲはすでに終わっていましたが、ヤマハハコ・ウメバチソウ・ハクサンシャジンなどのお花が咲いていました。
普段はちょろちょろの小川であろうところが、今日は沢になっていました。
焼森周辺の砂礫地では、まだコマクサがたくさん咲いていました!
強風にあおられながらも気高く咲き続ける花々に感動・・・。

風に飛ばされそうになりながら、横岳を経由して阿弥陀池小屋に到着。
先客が2名いて、語らった後に、一緒に最短コースで八合目に下山することに。
これ以上は、天候が悪くて進むのは厳しそうだったし、この時点で9時前だったので、お昼ご飯を食べる気にはならなかったのでした。
また、藤原会長の車が完全にガス欠していたので、バスで麓に降りてガソリンを買いに行かなくてはいけなかったのでした。

帰りのコースは、硫黄鉱山跡で途中に白い岩や砂があり、切り立った崖があったり、今までのコースとは違った面白さがありました。
40分ほどで、八合目到着。
アルパ駒草で(人が少ないために)貸しきり同様のお風呂に入り、森の駅でお昼ご飯を食べて帰途についたのでした。

雨の登山は初めてでしたが、雨があまり激しくなく、短時間であれば意外と楽しいんだなあと思いました。
思った以上にたくさんのお花も見れて、満足の一日でした。
藤原会長、こんなお天気の中、連れ出していただいてありがとうございました。

見られたお花:ヤマハハコ、ウメバチソウ、コマクサ、ハクサンシャジン、イワブクロ、チングルマなど


 あちこちにあったウメバチソウ

 今回はずっとこんな感じ…

 阿弥陀池小屋でつかの間の休憩


9月1日(土)〜2日(日)岩手山(晴れのち曇一時雨)

参加者

藤原、渡部、小森、岩倉、鈴木、金塚(計6名)

行程

9/1(土)日赤集合(12:00)→田沢湖(14:00)→網張キャンプ場着(15:00)→夕食・就寝(22:00)
9/2(日)起床(5:00)→網張スキー場リフト乗り場(7:30)→リフト上(8:00)→犬倉山・黒倉山→不動平避難小屋(11:45/12:30)→お花畑(13:30)→リフト下着(16:30)→網張温泉→秋田市着(20:00)

メモ

9/1(土) 晴
岩手県にそびえる岩手山。そのまんまの名前です。
盛岡には仕事の機会もあって何度か行っていたのですが、市街から眺める岩手山はすっと立つような感じで、何となく気になっていました。
そんな岩手山に登れる!これは行かなきゃ(笑)

昼12時日赤病院駐車場集合。先週から「週末は天気が悪い」と言い続けてきた憎き天気予報は見事に外れ、1日目の土曜日はすっきりとした晴れになりました。藤原会長と渡部さんのクルマに分乗して一路岩手の網張へと向かいます。途中田沢湖で買出しをし、網張のキャンプ場に午後3時半頃着。

テントその他を組立てた後、早速夕食の準備に取りかかります。担当の小森さん指揮の下、テキパキと準備に進み、夕方5時前にはもう食事にありつける状態になりました。
夕食は炊き込みご飯とバーベキュー。火を囲みながら各々焼きます。
「えっまだあるんですか!?」食べても食べても出てくる肉達。もう幸せの極みです(笑)

これだけいいキャンプ場なのに、ほぼ貸切でした。
温泉につかって、遠い花火を見て、10時に就寝。

9/2(日) 曇一時雨
午前5時起床。昨日飲んだお酒がうまく回ってくれたのか熟睡でした。
朝食の後、テントを片づけ、午前7時に出発。
網張スキー場のリフトに乗って上に上がると、淡く霧がたちこめていました。
メガネの自分(金塚)は、例によって目の前が真っ白になります。曇止めしてくればよかったな…。

犬倉山・黒倉山(どちらも山頂は経由してませんが)と尾根づたいに進んでいきます。
鬼ヶ城の辺りは断崖絶壁。尾根はそこそこの幅がありますが、崖の下をおそるおそるのぞくと遥か下に岩場が見える…。ということは、斜度90度以上(!?) まさか…ね。

相変わらず空は曇っていますが、時折切れる雲の合間から盛岡の市街が望めました。
途中、急な岩場もあったりしましたが、何とかクリア。

11時45分、不動平避難小屋着。改築されたばかりなのか、かなりきれいな建物でした。
お湯を沸かしてもらい、ラーメンをすすります。
なぜかはわからないんですが、山で食べるラーメンは、下界で食べるラーメンとおいしさが違います。高地特有の沸点の低さが関係しているのでしょうか…?(→関係ありません)

12時半過ぎ、出発。帰路は鬼ヶ城の麓のコースをとります。
一気に下るようなコースでしたが、ふと上を見ると、先ほどの鬼ヶ城の断崖絶壁。
あの上を歩いてきたんだよな…としみじみ思いながら下っていきます。

途中通り雨にも遭いつつも、午後4時半に網張スキー場リフト下着。
この後の温泉が疲れた足にじーんと来ました。

岩手山はなかなか簡単には行けない山のように思いますが、今回キャンプと合わせて行くことができて本当に良かったです。担当して下さった小森さん、運転して下さった藤原さん、渡部さん、同行して下さった皆さんありがとうございました。(金塚)

 貸し切り状態の網張キャンプ場でなごむ

 断崖の鬼ヶ城を行く


10月28日(日)甲山(おおむね晴れ)

参加者

藤原、三浦、鈴木、黒木、橋本(5名)

行程

薬師岳登山口〜涼見尾根〜甲山〜涼見尾根〜薬師岳登山口(タイム記録なし)

メモ

真木渓谷の真正面どん詰まりにあるのが甲山である。山深いながらも比較的手軽に入ることができる。稜線は少し風が強かったが、涼見尾根は小春日和でぽかぽかしていた。厚くつもった落ち葉をカサコソ踏みながら、晩秋の山をしみじみ味わえた山行だった。(藤原レポート)

 涼見尾根の取付付近

 晩秋の和賀山塊稜線

 甲山山頂


1月27日(日)太平山前岳(くもり)

参加者

藤原、金塚、橋本(3名)

行程

まんたらめ駐車場〜前岳登山口〜女人堂〜前岳登山口〜まんたらめ駐車場(時間記録なし)

メモ

 今年1回目の冬山なるも、名乗りを上げる者があまりおらず、結果、男だけ3人の山行となった。スノーシューを履いてまんたらめ駐車場を出発。遊歩道裏の急斜面を直登し、登山道に出たところ、ばんばんに踏み固められたハイウエイができあがっており、スノーシューはここで用済みとなる。しばらくは他の登山者もなく、久々に冬山の清々しいところが味わえたなあと思っていると、前岳登山口まで来たところでにわかに山が騒がしくなってきた。以後、女人堂までの間は中高年集団との追い越し、すれ違いのオンパレードとなる。前岳は手軽に行ける冬山入門コースであるが、この混雑具合はハイシーズンの秋田駒にも匹敵するのではないかという気もする。女人堂の鳥居前で簡単にランチをとったが、あとからあとから人が来るので、ゆっくりもできず早々に下山。一風呂浴びたのち、「山の五大」で山盛りの焼き肉定食、トンカツ定食等を堪能して帰途についた。


2月17日(日) 森吉山(ガス)

参加者

藤原、一枝、熊谷(OB)、他1名(4名)

行程

阿仁スキー場〜石森〜避難小屋手前で引き返す

メモ

 横浜よりクマさん参上。樹氷鑑賞と粉雪滑走を目論むも、昨年同様、天候はガスと強風で、山頂を目指すのも意味ないなあということで、さわりだけでよし、ということとなった。残念。

 コースロープ横にはこんな注意書き。ここに至る前にスキー場の事務所で登山計画書の提出を求められる(用意がなければその場で書くはめになる)

 今日はずっとこんな感じ。石森では風も強く、ガスで白一色状態。

 ここまで戻ってきても天気は変わらず。残念。


3月16日(日)鳥海山・中島台(晴れ)

参加者

藤原、熊谷(OB)

行程

一の沢橋〜獅子ヶ鼻〜905〜1000m付近まで往復

メモ

 クマさん、2月に続いて今年2度目の秋田遠征である。林間ツアー+行ける所までということで中島台に向かう。昨年より雪消えが進んでおり、一の沢橋まで車で入ることができた。ここから林間ツアーの開始である。(中略)
 中島台の林間では快適なツアーを楽しめたが、905地点あたりから風が強くなり、森林限界を過ぎたところで強風状態となる。厳しいなあと前と後ろで顔を見合わせていたところ、先行者がスキーで降りてきた。ひどい強風で山頂は無理と引き返してきたとのこと。どうも風はひどくなる一方のようで、先が見えているのにこれ以上行ってもなあ、とこの辺で引き返すことにする。
 天候には勝てないが、前回に引き続き消化不良のクマさんであった。鶴泉荘入浴後、湯ノ台食堂のラーメンを誘うも、消化不良がたたり、のどを通らないからやめとく、とのことであった。

 一の沢橋。先行2組あり。

 905付近から見る北面

 この辺までは順調だった


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