1997年度(平成9年度)山行記録


4月26日(土)鳥海山(祓川口・スキー登山)・くもり、風強し

参加者

藤原、ヒデキ、宮腰夫妻、番場夫妻(6名)

行程

祓川〜七ツ釜小屋まで

メモ

 強風のため登頂ならず。ペースも遅れ気味で、七ツ釜でギブアップ。新人T・ヒデキは、我が会初のテレマークスキー(!)での参加。


4月27日(日)白木峠(山内村)・晴れ

参加者

CL佐藤、船木、さよ、小沢(4名)

行程

秋田発(7:10)⇒ 横手(8:15)⇒ 小松川(8:50/9:05)〜五輪塔(11:05)〜白木峠(11:50/13:00)〜道発見(13:20)〜牛泊り(13:55)〜御番所跡(14:15)〜トラック拾う(14:40)⇒ 小松川(14:55)⇒ 横手ゆうゆうプラザで入浴(15:30/16:40)⇒ 秋田着(17:55)

メモ

 天気も良く、早春のやわらかな陽光を浴びての山行。峠では豚汁での昼食タイム。峠を出発してまもなく一時道を失うも、まもなく道発見。帰りには予定していた電車に乗りそびれ、急遽トラックをヒッチハイクして荷台に揺られながら駐車場へ。アクシデントも転じて福となった、女4人のさわやかな「AYHエーデルワイスクラブ山行」(さよ弁)であった。


5月3日(土)森吉山(森吉スキー場口)・晴れ

参加者

CL佐藤、冨行、渡部、藤原、阿部(5名)

行程

秋田発⇒ コメツガ山荘(8:20/8:36)〜休憩(9:25)〜リフト終点(9:41)〜一の腰(10:00/10:10)〜森吉山頂(11:17/12:50)〜森吉神社(13:20)〜一の腰(13:38)〜コメツガ山荘(14:20/14:30)⇒ クウィンス森吉で入浴⇒ 秋田着(18:30)

メモ

 天気が良くて風もなく、思いがけず山頂にて豚汁の昼食をとることができた。当日は森吉山の山開きでもあり、マタギのおとっつぁんたちや米内沢高校・距離スキー部など入山者が多く、にぎやかであった。

Topix

 今回、昼食は豚汁で暖まろうと張り切って材料一式を用意してきたのだが、阿仁前田を過ぎたところで肝心の味噌がないことに気がつき、一同愕然。急遽阿仁前田の町に引き返す。朝も早く、開いている店があるものか懸念されたが、幸い駅前商店街に開いている雑貨屋が一件あり、ようやく味噌を手に入れることができた。普段あまり意識することはない味噌のありがたさを痛感した一コマであった。


5月18日(日)秋田駒ヶ岳・くもり

参加者

CL横田、小貫、宮腰、佐藤、小野、渡部、阿部、千鶴(8名)

行程

秋田発(6:04)⇒ 田沢スタンド(7:42)⇒ 1,000m付近(8:00)〜1,100m付近(8:20)〜8合目小屋(9:07/9:24)〜1,350m付近(9:38)〜男岳山頂(10:36)〜アミダ池小屋(11:30/12:15)〜8合目小屋(12:44/12:56)〜1,000m付近⇒ ニュースカイ(14:03)温泉入浴後、各自解散

メモ

 今回の目標は「自然の中で自分を見つめ直す」。残雪の駒ヶ岳に、参加者はどんな自分を見出したのだろうか。

報告1

 目的の「自然の中で自分を見つめてみよう」に達したかどうかはわからないが、大自然を満喫し。感激して来たことは確かです。(阿部)

報告2

 初めての登山でしたが皆とても親切で、楽しい一日になりました。あらためて自然のすばらしさを思い、とてもうれしかったです。秋田の深田久弥を目指してがんばろう。(千鶴)


5月25日(日)丁岳

参加者

さよ

報告

 ひょんな事から、あこがれの丁岳山行の話を仕入れ、参加した。あいにくの雨もようだったけれど、珍しく空いている日曜日を逃す手はないと、いさんで行った。バスをおりると、なんとうちのひめがいる! 出発にあいさつするとひめもおどろいた様子。
 覚悟はしていたものの、急登、急登、又又急登。ヒエー! 
 帰りは転ぶ人続出。でも私は、登りでは目に入らなかった花たちをカメラに納め、満たされた気分で下山。最後の一枚をひめとパチリ!
 今回は、月、火、水と三日間、もも痛を体験した。はじめての事に驚き、又、充実の山を改めて感じた。


6月1日(日)田代岳(荒沢口)・うすぐもり、小雨

参加者

CL宮腰、佐藤、冨行、船木、渡部、小沢、Cコージ、畑山、阿部、鵜飼、宮腰ファミリー、横田ファミリー(15名)

行程

秋田発(6:34)⇒ 荒沢登山口(10:07/10:36)〜3合目(11:27)〜4合目(11:45)〜7合目(12:15)〜9合目(12:38)〜山頂・神社(12:50/14:15)〜荒沢登山口(15:50/16:00)⇒ 赤倉山荘で温泉入浴⇒ 秋田着(19:45)

メモ

 Cコージ、畑山のデビュー山行。田代岳はちょうどタケノコ採りのシーズンであり、林道にはタケノコ採りの車がいっぱい。お門違いとは思えど、途中の入山料金徴収所でも足止めを食う。登山に来た旨説明しフリーで通してはもらったが、登山計画書の提出を要求されるなどなんともいやな感じ。Bコージさんが負けじとタケノコ採りに精を出し、山頂小屋では入山料金なしのタケノコ豚汁でマイナス気分を返上した。なお道中、一人休んでいたCコージはクマとおぼしき動物の気配をありありと感じ「コワかった」とのこと。田代岳ではクマと入山料金に要注意。

報告1

 二日酔いで体調が悪かった。幸二さんも私以上に体調が悪かった様だが、眠気覚ましのドリンクを飲んで運転してくれ、本当に感謝でした。
 しかし、田代岳にタケノコ採りに入山している車が多いのにはあきれる位びっくり。入山料金徴収所で足止めをくった。登るときは登山計画書を提出するよう注意を受けたが、通してもらいニンマリ。ほっと胸をなでおろした。
 サルナシ、エンレイソウ、オオバキスミレ、九合目の湿原のショウジョウバカマなど、花は思ったより咲いていなかった。その間、幸二さんはタケノコに目が行くらしい。タケノコを採る素早さに何人かの人が触発され、豚汁の中身もタケノコが沢山。なお一層おいしい豚汁ができました。山小屋があったことに感謝し、小雨でぬれた体も豚汁で温まり、ゆっくり休憩することができました。
 佐藤さん、畑山さんの新人さん二人と宮越ファミリー、横田ファミリーも加わったので、久しぶりににぎやかな山行でした。(船木)

報告2

タケノコ採りの神髄を学びました。(富行)


6月14日(土)秋田駒ヶ岳・晴れ

参加

さよ、ゆめ(2名)

行程

8合目〜アミダ池〜シャクナゲコース〜8合目


6月15日(日)高松岳〜山伏岳・うすぐもり

参加者

CL佐藤、渡部、藤原、Cコージ、畑山、阿部(6名)

行程

秋田発(6:30)⇒ 泥湯温泉駐車場(8:25/8:40)〜新湯(9:10/9:20)〜小安岳分岐(11:00)〜山頂小屋(11:55/14:00)〜中間ピーク(14:30)〜山伏岳(15:10)〜河原毛(16:10)〜泥湯温泉駐車場・温泉入浴(16:45/17:40)⇒ 秋田着(19:30)

メモ

 稜線ではイワカガミとシラネアオイの花ざかり。山頂では途中で採ったタケノコとスキヤキでのゆっくりした昼食タイムをとった。歩き通しの下りの末ようやく河原毛に下りたところ、待っていたのはババヘラアイス屋さん。あわや店をたたむ寸前であったが、しっかり人数分を買って冷たいところを楽しんだ。


6月15日(日)秋田駒ヶ岳〜乳頭縦走・うすぐもり

参加者

 横田ファミリー、宮腰ファミリー

行程

記録なく省略

メモ

 花また花で人も少なく、久々に山行らしい山行を味わった。駒〜乳頭の縦走は、行程は5時間ぐらいでアップダウンも少ないのでファミリー山行におすすめ。


6月29日(日)鳥海山(祓川口および鉾立口)・ガス、風強し

祓川口参加者

CL横田、船木、石川、さよ、横田ファミリー、番場夫妻(8名)

鉾立口参加者

CL藤原、佐藤、ヒデキ、Cコージ、畑山(5名)

行程

祓川班  祓川〜七高山往復
鉾立班  鉾立〜御浜小屋〜御田原でタイムアウト、引き返す

メモ

 とにかく残雪とガスと風とに苦しめられた。祓川班は強風の中、時折道に迷ったりしながらも登頂に成功したが、鉾立班は賽の河原付近で白一面の雪とガスの中、進路の判断に悩まされて時間を失い、登頂ならず。残雪期の鳥海山の怖さを再認識させられた。当日は高校総体の日でもあり、祓川口は山岳競技の高校生でいっぱいであった。

Topix

 ヒデキ、御浜小屋のあまりの混雑ぶりに動揺したのか自分のザックの代わりに見ず知らずの他人のザックを背負って下山。下山後、ザックはめでたくそれぞれの持ち主の元に戻ったそうですが…。


7月6日(日)鳥海山一般募集登山(祓川口)・おおむね晴れ

参加者

CL/PL藤原、SL/トップ横田、PLヒデキ、PL小貫、PL渡部、PL佐藤、トップ・番場、救護・宮腰、記録・近藤、船木、畑山、フリー・小沢、日高、きみこ(スタッフ14名)、一般参加者23名

行程

秋田駅発(5:30)⇒ 祓川(9:10/9:35)〜七ツ釜・昼食(11:00/11:30)〜氷の薬師(12:07)     〜七高山(13:30/14:20)〜氷の薬師(15:25)〜祓川(17:00/17:25)⇒ 秋田駅着(19:30)

メモ

 前日の荒天のためか、はたまた事前説明会で鳥海山の怖さを宣伝したためか直前でのキャンセル者が相次ぐ。一般参加者23名という少人数での山行となったが、バスでの道中も途中土砂崩れで通行止めというアクシデントに見舞われた。結局矢島からぐるりと回って鳥海町経由で祓川へと入り、ずいぶん時間をロスしたため当初計画していた縦走はならなかったが、天候だけは味方してくれ、登頂は果たすことができた。悪条件の中、成功といえる山行になった。協力いただいた番場夫妻、日高さんに感謝!!


7月13日(日)虎毛山・晴れ

参加者

CL小貫、船木、吉田、小野、さよ、Cコージ、畑山(7名)

行程

秋田発(5:30)⇒ 赤倉橋(7:55/8:15)〜水場(8:40)〜渡渉点(9:10/9:25)〜ひのき林指導標(10:10)〜夫婦ひのき(10:30)〜ぶな林指導標(11:00)〜高松分岐(11:30)〜虎毛山頂(12:25/13:50)〜池塘(14:00/14:30)〜高松分岐(15:15)〜ぶな林指導標(15:27)〜ひのき林指導標(16:07)〜渡渉点(16:35)〜赤倉橋着(17:35)⇒ 秋田着

メモ

 新しいオニコウベ道路の完成で道路状況が変わっていたため、登山道への入り口をなかなか見つけられなかった。登りは急でつらかったが、天気が良くて見晴らしもよく、山頂では2時間もゆっくりと過ごした。花はおおむね終わってはいたが、ワタスゲ、モウセンゴケなど夏の池塘の自然を味わえた。


7月20日(日)南本内岳・晴れ

参加者

CL宮腰、冨行、さよ、阿部、日高(5名)

行程

秋田発(6:05)⇒ 登山開始(8:50)〜沢渡り(9:00)〜木道で休憩(11:00/11:20)〜山頂(12:20/13:20)〜木道(沼)で休憩(14:00/14:30)〜登山口(15:45/16:00)⇒ 穴ゆっこ(17:00/17:45)⇒ 秋田着(20:45)

メモ

 当初は2泊で大朝日、転じて1泊で焼石、ついで中止の憂き目に遭いかけた本山行であったが、結局は日帰りで南本内岳に行くことで山行実現。水場が多く、足元も落ち葉のクッションが利いて歩きやすかったようだ。天候に恵まれたほか、ミズバショウ、リンドウ、シャクナゲなど花も各種みられ、「なかなかよかった」(宮腰弁)とのこと。


7月27日(日)秋田駒ヶ岳

参加者

渡部ファミリー&秋田合唱団、小貫、冨行、吉田、畑山(総勢50数名)

行程

8合目〜大焼砂往復

メモ

 秋田合唱団の面々を渡部ファミリーほか会員が駒ヶ岳に案内。大焼砂では、一面に広がるコマクサを見た。


8月2日(土)〜3日(日)鳥海山(鉾立口)・うすぐもり、ガス、風強し

参加者

CLヒデキ、吉田、さよ、藤原、畑山(5名)

行程

鉾立駐車場発(6:25)〜展望台(6:35/6:40)〜賽の河原(7:40/7:50)〜御浜(8:25/8:40)〜七五三掛(9:30/9:40)〜文珠岳(10:10/10:20)〜伏拝岳(10:45)〜七高山(11:20/12:30) 〜伏拝岳(13:00)〜文珠岳(13:20/13:25)〜七五三掛(13:53)〜御浜(14:30)〜賽の河原(15:10)〜鉾立駐車場(15:55/16:05)⇒ 西目・道の駅で温泉入浴⇒ 秋田着(20:00)

メモ

 1日目は霊峰キャンプ場で泊まり。スキヤキとビールとスイカでのキャンプ。2日目は、中高年の団体がバスを連ねて入っており山はとてもにぎやかであったが、強風とガスの中、全員無事七高山への登頂を果たした。山頂にてうれしさのあまりビールを飲み過ぎたリーダー他1名が、下山途中気持ち悪くなるというハプニングもあったが、事故もなく無事下山。若者ぞろいの山行であった。

報告1

@スイカがおいしかった! 私がスイカ大好きだって知っててもって来てくれた人がいて、すんごくハッピーなキャンプだった.。
A降らず、照らずのサイコーのお天気でラッキーだった。
B三度目の挑戦で、初めて御浜からてっぺんまで行けて、超うれしかった。
Cひめのコワーイ所を知り、怖かった。
D平均年齢32歳はお手軽だったが、新会長のおかげで、何回も地図を広げて、有意義だった。
 今回の山行もチョベリグに終わった。皆さんお世話さまー。(さよ)

報告2

スキヤキはおいしかった。スイカもおいしかった。ビールもおいしかった。枝豆もおいしかった。サンドウィッチもおいしかった。山もおいしかった。(畑山)

報告3

 鍋森と鳥海湖のみえるところ、いいなあ。人が多すぎたけどね。七高山の崖の下から吹き上げてくる霧と風はすごかった。(吉田)


8月30日(土)〜31日(日)神室山・晴れ

ゆったり泊まり班

CL佐藤、藤原、畑山、村井(4名)

日帰りレンジャー班

CL横田、宮腰、船木、小野、渡部、ヒデキ、阿部、千鶴、みほこ(9名)

泊まり班行程

一日目 登山口発(11:45)〜第一吊り橋(12:25)〜第二吊り橋(12:40)〜第三渡渉点(13:45/14:00)〜不動明王(14:15/14:30)〜御田の神(15:50/16:10)〜山頂(17:00)〜小屋泊
二日目 小屋〜山頂発(7:55)〜前神室山頂(8:55/9:30)〜ザンゲ坂下部(10:00/10:15)〜登山口着(12:00)

レンジャー班行程

秋田発(5:15)⇒ 登山口(7:10/7:15)〜不動明王(8:55)〜前神室分岐(10:40)〜神室山頂(11:00/12:30)〜前神室山頂(13:20/13:40)〜ザンゲ坂(14:05/14:10)〜登山口(15:45)⇒ ホット館で入浴(院内)⇒ 秋田着(19:20)

メモ

 泊まり班、日帰り班と分割しての実施。泊まり班は、重荷に苦しみ登りに思いのほか時間を食うも、登りの果てには酒宴と満天の星空が待っていた。日帰り班は、軽い荷物にものをいわせ、スピーディな行動で神室を制覇。

Topix

 ヒデキ、寝坊して集合に遅れるもダブルストックを駆使し、見事本隊に追いつく。


9月7日(日)鳥海山(二ノ滝口)・雨

参加者

CL小貫、横田、冨行、船木、渡部、畑山、森内(7人)

行程

登山口発(7:20)〜一ノ滝(7:25)〜二ノ滝(7:45)〜三ノ滝(8:20)〜玉粋ノ滝(8:28)〜雲流ノ滝(8:53)〜伝喜太小屋跡(9:00)〜喜助平(10:15)〜不動ノ滝(10:45/11:45)〜森の清水(12:45)〜伝喜太小屋跡(12:55)〜一ノ滝(14:10)

メモ

 「雨だったら中止」というリーダーの意見も、皆の登りたい気持ちに押し切られ、出発することに。雨の中を3時間以上も登るという、雨中の滝めぐり山行となった。最終到達点は昨年と同じく不動ノ滝までであったが、横田前会長持参のタープの下、豚汁の昼食で体を温めることができた。森内は初の山行であったが、雨にもめげず健闘。往路と帰路の滝の水量の違いにはびっくり。


9月21日(日)秋田駒ヶ岳〜乳頭山縦走・くもりのち雨

参加者

CL佐藤、冨行、藤原、Cコージ、畑山、阿部、森内、村井、みほこ、吉川、熊谷、内海(12名)

行程

秋田発(5:35)⇒ イオン秋田SC前⇒ 刺巻駅(7:15)⇒ かもしか駐車場着(7:30)、バス発(7:40)⇒ 8合目(7:50/8:10)〜湯森山(9:11)〜宿石(9:46/9:55)〜笊森分岐(10:42)〜千沼ヶ原(11:25/12:40)〜笊森分岐(13:06)〜乳頭山(13:43)〜田代平山荘(14:23)〜孫六温泉(15:37)〜大釜温泉着(15:47)、3人がタクシーでかもしか駐車場へ。車を持ってくる⇒ 田沢湖ハイツで入浴⇒ 生保内・宝風で夕食⇒ 秋田着(20:00)

メモ

 くもり空ではあったが、なだらかな稜線は一面のくさもみじでまさに「錦秋」。千沼ヶ原の木道の上で昼食をとり、秋山の風情を楽しんだ。田代平からの下りの途中次第に雨が降り出し、雨具をはおっての下山となった。


9月27日(土)〜28日(日)裏岩手連峰(三ツ石山)・雨

参加者

CL藤原、佐藤、吉田、Cコージ、畑山、阿部、(6名)

行程

一日目 秋田発⇒ 生保内・スズフクで買い物⇒ 仙岩峠下「プラス1」で昼食⇒ 東八幡平温泉郷「ときわ苑」着
二日目 ときわ苑発⇒ 松川温泉、松川登山口発(8:30)〜三ツ石山荘(10:45/11:45)〜三ツ石山山頂(12:15)〜三ツ石山荘(12:50/12:55)〜松川登山口着(14:30)、松川温泉入浴⇒ 「プラス1」で夕食⇒ 秋田着

メモ

 キャンプの予定であったが、雨だったので予定を変更し「ときわ苑」のコテージに一泊。かび臭さと湿気がひどく必死の暖房と換気とで環境改善に努めたが、畑山と藤原の両名はくしゃみ・鼻水に一晩中悩まされた。翌日、当初予定の縦走を雨のため三ツ石山往復に変更して登山開始。人は少ないと踏んでいたのだが、いざ稜線に出てみると団体一行約100名がおり、小屋も人でいっぱいであった。山頂では強烈な風雨にさらされ一分といられなかったが、風雨の彼方に切れ切れに見えた稜線の色鮮やかさには一瞬目を奪われた。下山時は、岩手山にかかる二重の虹に感動。

報告

 当日は荒天が予想されたので、プータロ村のコテージ泊まりという案が出されたが、一人6,000円の出費は大きい、ということで、八幡平温泉郷の「ときわ苑」のコテージを借りることになった。私たちは6人部屋の10号棟。雨のため外のグリーンはきれいだったが、入るなりかび臭さにつつまれた。一枝さんはさっそく流し台の掃除、藤原さんはすぐさま窓を開けて温風ストーブをつけ、阿部さんは押入れから布団をとり出して、湿り気を乾かすべく、畳の上に敷きつめた。けして良い住家ではなかった。蛾は飛ぶは、虫はいるは… 畑山さん持参の蚊取り線香で本当、助かった〜! 
 この日、仙岩トンネルを過ぎた頃に、事故直後の痛ましい現場を目撃してきた私たちは、ちょっと気が滅入っていた…。
 来る途中で、かごにいっぱい買った材料の中からできた晩ご飯のメニューは、里芋入りのきりたんぽ、イカとマグロのお刺身、サラダ、それに一枝さんがイカの足で味噌煮を作ってくれた! 食後は、「地図の折りたたみ教室」、「腹筋運動の正しい行い方」での〜んびり。そして仕事を終えたCコージさんが、8時過ぎに登場。
 次の日、お刺身がおいしい煮物に早変わり。阿部さんが作ってくれた。天気は小雨模様だが、まぁ良い天気。松川荘登山口から登り、約2時間。コンクリートの山小屋の手前には木道と湿原があって、ここに着くと人の多いこと! 青森の医師会の100人で来たグループもあった。昼食を済ませて三ツ石山頂まで30分。一枝さんにしっかりとストックのつきかたと足の運びかたを教わった。雨に打たれて山頂着。帰りはすべる道を転ばないように夢中になって降りてきた。
 峡雲荘で温泉につかった後は、仙岩トンネル付近の「プラス1」で夕食をとって帰ってきました。
 今回、ときわ苑へ向かう途中で、とっておきのきれいな道を通りました。額に入っている絵のような光景の。歩いてみたいなぁ、あんなところ。(吉田) 

Topix

 当初のキャンプ予定地だった松川キャンプ場は、結局改装工事のため使用不能であった。


10月12日(土)抱返り渓谷・雨

参加者

CL冨行、佐藤、船木、石川、藤原、畑山、森内(7名)

行程

秋田発(6:00)⇒ 西仙北PA(7:10発)⇒ 大曲IC⇒ 抱返り駐車場(8:00/8:30)〜回顧の滝(9:05/9:10)〜飯村少年殉難の碑〜岩のトンネル(9:50/10:05)〜猿のヘグリ(10:30)〜百尋の滝分岐(10:35)〜神代ダム(11:05)〜夏瀬橋(11:45)〜夏瀬温泉着(11:50)、入浴後2人がタクシーで抱返り駐車場へ。車を持ってくる(14:00発)⇒ わらび座・地ビールで一休み(16:15発)⇒ 秋田着(18:30)

メモ

 当初鳥海山(百宅口)の予定が焼石岳、南本内岳と二転したあげく、当日は雨となった。山の上は雪が予想され予定通りの山行が危ぶまれたため、途中寄った西仙北PAにて朝食をとりながら本日の予定を話し合い、抱返り渓谷に行くことになった。紅葉には少し早かったが、雨具を着て傘をさしながらののんびりとした散策は楽しかった。夏瀬温泉からの帰路、車中から振り返ると山の上は白く雪化粧していた。

Topix

 藤原、登山靴を忘れた(抱返りの駐車場で気づく)。


10月19日(日)真昼岳・晴れ

参加者

Cコージ、冨行、畑山、森内(4名)

行程

秋田発(6:50)⇒ 赤倉鳥居登山口(8:50/9:05)〜甘露水(9:30)〜休憩(10:30/10:35)〜道標550m(10:45)〜道標「真昼岳まであと2`」(11:45)〜休憩(12:00/12:05)〜峰越分岐(12:30)〜真昼岳山頂(12:50/13:50)〜峰越分岐(14:00)〜道標「赤倉登山口まであと `」(14:35)〜休憩(14:45/14:50)〜道標550m(15:00)〜甘露水(15:45/16:00)〜赤倉鳥居登山口着(16:15)

メモ

 好天に恵まれ順調なすべり出しであったが、登りの途中あやふやな道標に惑わされ、道をまちがう。しかし、稜線では紅葉した山々の景色と360°の大展望が待っていた。鳥海山はもとより、岩手山、早池峰山も見え、ビールがうまかったとのこと。


10月26日(日)大白森・雪

参加者

CLヒデキ、冨行、佐藤、船木、畑山、千鶴、阿部、森内、石井(9名)

行程

秋田発(7:00)⇒ 鶴の湯(9:15/9:40)〜蟹場分岐(9:45)〜休憩「940m」(10:40)〜主稜線分岐(11:25/11:45)〜蟹場分岐(12:55)〜鶴の湯着(13:00)⇒ 乳頭キャンプ場で豚汁⇒ 蟹場温泉で入浴⇒ 秋田着(18:50)

メモ

 今回も予定が一転二転。当初の焼石岳が鳥海山へ、さらに大白森へと変わった。また、当日も山は雪。せめて小白森までとは思えど、たどり着いた稜線は吹雪。小白森を目の前にして引き返すことに。下山後、乳頭キャンプ場にて豚汁を作った。


11月3日(月)白岩岳・快晴

参加者

CL冨行、佐藤、畑山、森内、吉川、安田、鈴木、村井(8名)

行程

秋田発(7:00)⇒ 登山口(9:40)〜沢巻台(9:55)〜休憩(10:10/10:15)〜しし小屋跡(10:40/10:50)〜行太沢展望台(11:45/11:55)〜白岩岳(12:00)〜白岩薬師(12:15/14:05)〜白岩岳(14:18)〜行太沢展望台(14:21)〜しし小屋跡(15:05)〜沢巻台(15:33)〜登山口(15:40)⇒ 秋田着(21:00)

メモ

 参加者中ただ一人の男性だった冨行は、山頂で一緒になった角館山岳会の男性2名に「引率だスか」と訊かれたとの由。安田、鈴木初参加の山行であった。

報告

 入会希望の新人さん2名と一枝さんのお友達村井さんをまじえての女性ばかり7人とただ一人の男性、富行さんとの計8名での登山となった。
 角館で村井さん合流。登山口まで村井さんの仲間の村上さんが案内してくれる。途中工事中のため回り道をしたり登山口までの林道はかなりの悪路で、案内の村上さんがいてくれて本当に助かった感じだった。
 沢巻台からはずっと松林が続き道はやや平らで登りやすい。しし小屋跡からはブナ林へと景色は変わる。登山道がブナ林の中を真っすぐにのびていて大変美しい。水場もあるようだがかなりの急坂を下らないといけないようなので水は持ってきて正解。
 途中道が二股に別れていてわかりにくかったが、行太沢展望台に到着。眼下には田沢湖、神代ダム、紅葉した抱返り渓谷が見える。一同「きれいだねー」の連発。
 展望台から白岩岳までは100メートルであっという間に着くが、周りの木で景色も見えず頂上頂上という実感はあまりなかったのは私だけだろうか。溶けかかった雪を踏みつつ白岩薬師へ。白岩薬師では、角館山岳会の男性2名が先に着いていて我々を迎えてくれた。日本酒ときのこ汁ごちそうになり、和気あいあいと楽しく過ごすことができた。
 初参加の新人さん達、下り坂で「こわい〜」との声も聞かれたが、歌を歌うなどの余裕もみせ無事下山。駐車場に着くと我々の車にメモがはさまれていた。見ると、白岩薬師で一緒だったおじさんたちからだった。「今日はご苦労様、白岩岳はいい山です。また来てください。」と書かれてあった。「いい山」のところにわざわざ傍点をふってあることからもおじさんたちの白岩岳に対する愛着が感じられた。見知らぬ人たちとの出会いもあり、新人さん参加と楽しい登山だった。(畑山)


11月16日(日)乳頭山(孫六口)・快晴

参加者

CL宮腰、槙野、冨行、佐藤、船木、ヒデキ、畑山、森内、阿部、鈴木、村井、石井、横田ファミリー、日高、番場夫妻(18名)

行程

市役所発(6:00)⇒ 秋銀御野場支店発(6:45)⇒ 黒湯温泉(8:20/8:40)〜たっこの湯(9:18)〜一本松(9:40/9:50)〜休憩「1280」m(10:10/10:15)〜乳頭山頂(11:05/11:25)〜田代平山荘(12:00/13:25)〜蟹場分岐(13:33)〜休憩(14:10/14:15)〜孫六温泉(14:45)〜黒湯温泉(15:00)⇒ 秋田着(18:30)

メモ

 横田・宮腰・番場ファミリーに新旧会員が加わり、なんと総勢18名という今年度最多の参加人数であった。

報告1

 朝6時30分、第二集合場所を、一行18名の大参加者を4台に分乗して、一路乳頭山に向けて出発する。途中、朝食の仕入れ等で角館のコンビニに立ち寄る。そこで元会員の相原さん(旧姓)と出会う。「夫婦で姫神山に登る。」との事、時の流れを感じずにはいられない。
 8時30分、黒湯駐車場へ着く。身支度を整え、登山開始。好天に恵まれコース変更。宮腰リーダーの判断に従う。登り始めのペースが速いと思ったのは、2年数か月のブランクがある自分だけだろうか? 一本松の景色が新鮮に映ってしまうから!
 階段路この登りが、下りに効いてくる。ボディブローのように。稜線から見渡す景色に初冬の色はなく、晩秋だけが色濃く残している。
 11時頂上。岩手山、八幡平、森吉、太平山、和賀山塊、早池峰と360度のパノラマを満喫。避難小屋での昼食、作っている人、食べている人、ただひたすら飲んでいる者、くっちゃべっている人々、人数の多さを実感できた一瞬かもしれない。
 13時30分。下山コースを孫六コースにとる。半分ほど下ったところで、ひざに違和感。持病的な事だからうまく付き合っていくしかない。ペース配分を思い出せないまま、15時黒湯駐車場委着。しばらく縦走登山はいい。(槙野)

報告2

 今回が三度目の山登り。今日もピカピカのいい天気。車からみる山々の様子はまるで水墨画を眺めているよう。連れてきてもらってよかった。
 乳頭山は、頂上に着くまでのまわりの表情がくるくる変わる。川、湧き出る温泉、笹、岩など。見ているだけで心が弾んできた。霜柱をけりあげて歩くたびキラキラ舞う。シャリンシャリンという音が耳に心地よくて何度も繰り返した。この感触は、山に来なきゃ味わえなかった。霜柱は、食べてみると口の中でサッと溶けるけれど、ちょっと痛かったな。
 私はやっぱり山が好き。あ、でも海も好き。登る途中もいいけれど、なんといっても頂上かな。自分の足でここまで来れたこと、清々しい景色。口から心臓がとびだしてきそうなくらい大変だったこともふっとんで、また登りたくなってくる。この次山に登るまで、体力付けておかなくちゃ。みなさんにまた連れていってもらおう。よろしくお願いします。(鈴木恵)


11月23日(日)白神岳・くもり

参加者

CLヒデキ、佐藤、Cコージ、畑山、森内(5名)

行程

駐車場発(7:55)〜二股分岐(8:30)〜マテ山分岐(10:00)〜830m地点(10:20)〜白神岳山頂(12:10/13:00)〜830m地点(14:40/14:45)〜マテ山分岐(15:00)〜二股分岐(16:00)〜駐車場着(17:00)

報告

 あいにくの天気で空はどんより、遠くに荒れた海が見える。頂上付近は強い風で今にも飛ばされそうになる。「飛ぶときは、一声かけてから飛んでください」とのリーダーの指示。やっとの思いで着いた頂上には立派な小屋が… と思いつつ見るとそれはトイレだった。さすが世界遺産の山。この日、めずらしい体験をした。山頂に居ての地震だ。揺れてるなあ、と思いつつ、お酒に酔っているせいと誰も声を出さずにいたのだった。それが地震と気づくまでちょっと時間がかかった。翌日は振替休日のため、帰りはハタハタ館で波の音を聞きながらゆっくり温泉につかる。「次の日、休みっていう登山もいいよね」とみんなで話したのでした。(畑山)


11月30日(日)太平山(奥岳)・小雨(稜線は吹雪)

参加者

CLヒデキ、Cコージ、畑山(3名)

行程

旭又駐車場発(9:00)〜山の神(9:30)〜御手洗(11:20/11:40)〜分岐(12:00)〜奥岳(12:20/13:10)〜分岐(13:25)〜御手洗(13:40)〜山の神(15:10/15:20)〜旭又駐車場着(15:55)

報告

 秋田市民にとっては一番身近な山であるにもかかわらず、太平山は初めての私。急できつい山と聞いていたので内心不安だったが、意外にも二人についていけた。この半年で20回以上の登山をした賜物だろうか。平らな松林を抜けると、いよいよ登りがきつくなってくる。「苦しいー」と思うようなころ、ちょうどよく水場があって一休み。この日は小雨で肌寒い日だったが、頂上には先客のグループが居て盛り上がっていた。小屋には登山記帳が9年間分あり、秀輝くんは学生のころ自分で書いたページを探していたのだが、ある発見をした。9年間、一週間に一回のペースで登っている人がいて、必ず詩を書いているのだ。しばし、詩の鑑賞をしました。(畑山)


12月7日(日)秋田駒ヶ岳(八合目)・雨

参加者

CL宮腰、冨行、佐藤、船木、さよ、ヒデキ、Cコージ、森内、畑山、阿部、日高、番場(12名)

行程

駒ヶ岳登山道路約1/3地点発(9:00)〜休憩(9:30)〜8合目小屋(10:40/12:10)〜車着(13:10)

メモ

 我が会初のスノーシュー登場(冨行・秀輝)。男岳までという計画であったが、雨に濡れて結構寒く、八合目の小屋まで行ったところでギブアップ。小屋でゆっくり一杯飲んで暖まったのち下山した。


12月14日(日)太平山前岳(木曽石口)・晴れ

参加者

CLヒデキ、Cコージ、畑山、森内(4名)

行程

金山の滝駐車場発(9:30)〜分岐(12:10)〜前岳小屋(12:30/13:30)〜分岐(13:45)〜休憩(14:20/14:40)〜金山の滝駐車場着(16:00)

報告

 今日が今年最後の登山日和!と思わせるような快晴のお天気。二、三日前に降った雪のため一面銀色に輝いてまぶしいくらいだ。小屋に着くと、謎の老人から「ここは神様の山で女人禁制の山だ」といきなりのあいさつ。私と森内さんをハニワ顔にしてくれた。その後も、老人は登山心得を私たちにぶちまけ、一同口数が少なくなっていった。12月とはいえ、天気もよくまだ日が高いため、下山時は雪だるまを作ったりして最後の登山日和?を十分楽しんだ。(畑山)

Topix

 下山途中で作ったというその二つの雪だるま。妙にそれぞれの作者に似ていたそうです。


1月1日(木)太平山前岳(森林学習館から)・くもり

参加者

CL佐藤、Cコージ、畑山、阿部、阿部さんの友人3名(7名)

行程

森林学習館前発(9:00)〜前岳小屋(12:00/13:00)〜森林学習館前着(14:40)


1月2日(金)〜3日(土)秋田駒ヶ岳(八合目)・晴れのち雪

参加者

横田ファミリー、宮腰ファミリー、番場ファミリー、一枝(10名)

行程

 1日目  田沢湖高原スキー場リフト口〜8合目小屋〜笹森往復(男3人のみ)
 2日目  8合目小屋〜田沢湖高原スキー場リフト

メモ

 スキー(5名)、ワカン(2名)、つぼ足(3名)とそれぞれ思い思いのスタイルで参加。1日目は天気も良く笹森山頂での展望もよかったとのこと。その晩は前回山行時に背負い上げた石油ストーブを焚いて暖まるも、小屋が広すぎて暖まりきらなかったとの由。2日目は、あいにくの荒天で上をめざすことはできずそのまま下山。


1月3日(土)太平山前岳(植物園から)・雪

参加者

船木、船木さんの友人(2名)

行程 

仁別植物園〜前岳小屋往復(前岳小屋までのコースタイム1時間半)


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